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あけ、まして、おめでとう、ごーざいます 

あけ、まして、おめでとう、ごーざいます。
こと、しも、よろ、しく、おねがいいたしますー。


『アンブレイカブル』(2000)★★★★☆(84点/100点) 

■こーん。
映画ブログ『ポップコーンを食べながら』管理人の
「ぽっぷ」ことポップコーン太郎です。

■『アンブレイカブル』(2000)を吹き替えで観賞しました。



原題は『Unbreakable』。
『シックスセンス』(1999)のシャラマン監督、
ブルース・ウィルス主演のサスペンス映画です。

■この作品を通して、
“コミックスと現実社会の境界線”について
考えさせられました。

続きは、“映画日記”にて。

(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼00: INDEX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■01: 映画『アンブレイカブル』(2000)の紹介
 ■02: ぽっぷの個人的な評価
 ■03: ぽっぷの個人的な感想
 ■04: 印象に残ったセリフ
 ■05: 映画日記: 『コミックスと現実社会の境界線』
 ■06: 今日は何位かな?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼01: 映画『アンブレイカブル』(2000)の紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



■公式サイト: http://www.movies.co.jp/unbreakable/


■ぽっぷによる2行だけの内容説明:

生まれつき骨折しやすい貧弱なアニメ研究家と、
大事故に巻き込まれても怪我する事の無い警備員の話。


■シネマトゥデイによるストーリーのあらすじ:

乗客・乗員131人の命を奪ったフィラデルフィアの列車事故。しかし、たった1人の生存者がいた…しかも無傷で。「なぜ、俺だけ?」の答えを探す生存者ダン(ウィリス)の前に、やがてある男が現れるのだった。

http://cinematoday.jp/movie/T0000257


■キャスト:

*デイヴィッド・ダン:
  ブルース・ウィリス(吹替え:磯部勉)
*イライジャ・プライス:
  サミュエル・L・ジャクソン(吹替え:手塚秀彰)
*オードリー・ダン:
  ロビン・ライト(吹替え:佐藤しのぶ)
*ジョセフ・ダン:
  スペンサー・トリート・クラーク(吹替え:渡辺悠)
*マティソン医師:
  イーモン・ウォーカー(吹替え:一柳みる)
など。


■スタッフ:

*監督: M・ナイト・シャマラン
*製作: バリー・メンデル、サム・マーサー、M・ナイト・シャマラン
*脚本: M・ナイト・シャマラン
*出演者: ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン
*音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
*撮影: エドゥアルド・セラ
*編集: ディラン・ティチェナー
*配給: ブエナビスタ
*公開(アメリカ): 2000年11月22日
*公開(日本): 2001年2月10日
*上映時間: 106分
*製作国: アメリカ
*言語: 英語
*制作費: $73,200,000
*興行収入(アメリカ): $95,000,000


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▼02: ぽっぷの個人的な評価
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■物語: ★★★★★(5点/5点)
■配役: ★★★★☆(4点/5点)
■演出: ★★★★☆(4点/5点)
■映像: ★★★★☆(4点/5点)
■音楽: ★★★★☆(4点/5点)

■総合: ★★★★☆(84点/100点)

(21点/25点)X4=(84点/100点)。
71点から90点の間なので★★★★☆。

“個人的な評価の基準”は以下の通りです。
 ★★★★★=91点~100点(素晴らしい作品でした!)
 ★★★★☆=71点~90点 (良い作品でした!)
 ★★★☆☆=51点~70点 (まあまあでした。)
 ★★☆☆☆=31点~50点 (ちょっと不満でした。)
 ★☆☆☆☆=11点~30点 (退屈でした。)
 ☆☆☆☆☆=00点~10点 (かなり退屈でした。)

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▼03: ぽっぷの個人的な感想
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

■物語:

スーパーヒーローの“誕生前”に焦点が当てられ、
激しいアクションの無い地味な展開でした。
しかし、スーパーパワーを
“自覚させられる”までの経緯が独特で、
最後の最後まで見入ってしまいました。

アニメ界でよく見られる“ヒーローと悪者の対極性”を
(物語自体フィクションではありますが)現実社会に応用し、
「生まれつき骨折しやすい者が居るならば、
その対極には
健康で頑丈な体を持つ者もきっと居るはずだ」という発想が
非常に面白いなぁと思いました。


■配役: 

(※敬称略)

サミュエル・ジャクソンの演技が光っていたように感じました。

その理由として、杖を持って歩いていたり、
車椅子を使っていたりしたせいもあるかもしれません。

子役のロビン・ライトの演技も非常に良かったです!
特に、最後の台所でのシーン!

『シックスセンス』の子役のハーレイ・オスメントに
どことなく似ているような気もしました。

また、シャマラン監督自身が
出演しているシーンも有って、楽しめました。


■演出:

階段から落ちながらも“あるモノ”を発見した時のシーンの
アングルが凄く印象に残っています。

また、重量上げの筋トレのシーンには大笑いし、
子が父に“あるモノ”を向けるシーンには恐怖を覚えました。


■映像:

イントロの撮影方法が好きでした。

*電車内、前の席に座っていた少女からの視線、
*自宅、少年が観るTVが逆さま、
*脱線事故後の病院、隣の患者のお腹が赤くなる、
などの撮影方法が印象的でした。


■音楽:

シーンに合った音楽が効果的に使われていたと感じました。
特に、最後のクライマックスでの音楽は最高でした。


■総合:

最後の最後にドンデン返しの結末が待っていて、
サスペンス映画として充分に楽しめる作品でした。


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▼04: 印象に残ったセリフ
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

*「私は骨形成不全症を患っている。(中略)
  すぐに折れる。これまで54回骨折した。(中略)
  そこにコミックスの論理を当てはめてみた。
  世の中に私のような者が居て、
  それがある一方の端だとすると、
  逆の端に私と対極の者が居るんじゃないかと。」

■引用はこの作品から。


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▼05: 映画日記: 『コミックスと現実社会の境界線』
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)


コミックス、マンガ、アニメなどを読んでいると、
主人公または準主人公に
自分を重ねた事はありませんか?


私はよくあります。
または、よくありました。

マンガやアニメの世界に入って
自分が主人公の気持ちで動いてしまう事。

映画を観ている時にもよくあります。
特に、ジャッキー・チェンの映画を見終った時は、
なぜか筋トレしたくなるのですw

また、作詞作曲する時にも
主人公の気持ちや人物像を
勝手に作り出してしまう事がよくあります。


そのような行動が、
虚像なのか妄想なのか、
現実の一部であるのか、
よく判りません。
どっちでもあると思うからです。

その世界に入っていったという事は事実なので、
「妄想でもあったし、現実でもあった」
と言えるのではないでしょうか。


ただ、少し時間を置くと、我に返り、
自分自身を客観的に見る時間が生まれ、
“境界線”が見えてくるのも事実です。

おそらく、私だけでなく、
多くの方がそのような体験をしながら
作品を楽しんでいるのだと思います。


この映画『アンブレイカブル』に登場する
サミュエル・L・ジャクソンが演じる
イライジャ・プライスは、
この境界線が無くなってしまったのでしょう。


「そこにコミックスの論理を当てはめてみた。
 世の中に私のような者が居て、
 それがある一方の端だとすると、
 逆の端に私と対極の者が居るんじゃないかと。」
という彼のセリフから、
境界線が無くなってしまった事を
伺う事が出来るような気がしました。


そして、最後は怖いです。
まるで戦争ゲームのやりすぎの影響で
事件を起こすかのように。


やはり、コミックスと現実社会の間には、
自分でちゃんとした境界線を引く事が
必要なのかも知れませんね。



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▼06: 今日は何位かな?
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◆百聞は一“観”に如かず。
(=100回聞くより、1回観る方がよく分かる。)

◆最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

(c) 2007 映画ブログ『ポップコーンを食べながら』 All rights reserved.

『どろろ』(2007)★★★★★(92点/100点) 

■こーん。
映画ブログ『ポップコーンを食べながら』管理人の
「ぽっぷ」ことポップコーン太郎です。

■『どろろ』(2007)をDVDで鑑賞しました。

漫画は最初をちょっとだけ読んだ事がある程度で、
プレステのゲームはやった事無く、
内容を全く知らずに鑑賞しました。

その為か、かなり面白かったです。

■この作品を通して、
“なぜ百鬼丸がタイトルでないのか”について
考えさせられました。

続きは、“映画日記”にて。

(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

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▼00: INDEX
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 ■01: 映画『どろろ』(2007)の紹介
 ■02: ぽっぷの個人的な評価
 ■03: ぽっぷの個人的な感想
 ■04: 印象に残ったセリフ
 ■05: 映画日記: 『なぜ百鬼丸がタイトルでないのか?』
 ■06: 今日は何位かな?

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▼01: 映画『どろろ』(2007)の紹介
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■公式サイト: http://www.dororo.jp/


■ぽっぷによる2行だけの内容説明:

魔物に体の48箇所を奪われて生まれた“百鬼丸”と、
親を殺した“醍醐景光”を憎んでいる泥棒“どろろ”の旅の物語。


■シネマトゥデイによるストーリーのあらすじ:

“戦国の世を憂う武将の醍醐景光(中井貴一)は、乱世を治める力を得るため、自分の子である百鬼丸(妻夫木聡)の体から48か所を魔物に差し出してしまう。やがて体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、魔物退治の旅に出る。一方、コソ泥のどろろ(柴咲コウ)は百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、彼を追いかけ始める。”

引用: http://cinematoday.jp/movie/T0004930


■キャスト:

*百鬼丸: 妻夫木聡
*どろろ: 柴咲コウ
*多宝丸: 瑛太
*百合: 原田美枝子
*醍醐景光: 中井貴一
*鯖目の奥方: 土屋アンナ
*鯖目: 杉本哲太
*お自夜: 麻生久美子
*チンピラ: 劇団ひとり、インスタントジョンソン
*占い師: きたろう
*飯屋の親父: 寺門ジモン
*琵琶法師: 中村嘉葎雄
*寿海: 原田芳雄
など。


■スタッフ:

*監督: 塩田明彦
*プロデューサー: 平野隆
*原作: 手塚治虫
*脚本: NAKA雅MURA、塩田明彦
*撮影: 柴主高秀
*アクション監督: チン・シウトン
*アクション指導: 下村勇二
*美術監督: 丸尾知行
*編集: 深野俊英
*音楽: 安川午朗、福岡ユタカ
*VFXディレクター: 鹿住朗生
*衣裳デザイン: 黒澤和子
*共同プロデューサー: 下田淳行
*照明: 豊見山明長
*録音: 井家眞紀夫
*主題歌: Mr.Children『フェイク』
*配給: 東宝
*公開: 2007年1月27日
*製作国: 日本
*言語: 日本語
*制作費: 20億円
*興行収入: 34億円
*上映時間: 138分
*PG-12指定

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▼02: ぽっぷの個人的な評価
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■物語: ★★★★★(5点/5点)
■配役: ★★★★☆(4点/5点)
■演出: ★★★★☆(4点/5点)
■映像: ★★★★★(5点/5点)
■音楽: ★★★★★(5点/5点)

■総合: ★★★★☆(92点/100点)

(23点/25点)X4=(92点/100点)。
91点から100点の間なので★★★★★。

“個人的な評価の基準”は以下の通りです。
 ★★★★★=91点~100点(素晴らしい作品でした!)
 ★★★★☆=71点~90点 (良い作品でした!)
 ★★★☆☆=51点~70点 (まあまあでした。)
 ★★☆☆☆=31点~50点 (ちょっと不満でした。)
 ★☆☆☆☆=11点~30点 (退屈でした。)
 ☆☆☆☆☆=00点~10点 (かなり退屈でした。)

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▼03: ぽっぷの個人的な感想
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

■物語: ★★★★★(5点/5点)

勘の良い人が
イントロ部分を意識して観ていれば
すんなりと予想は出来るものの、
勘の良くない私は物語が最終まで進むまで
“ある事を”すっかり忘れていましたw

そのせいか、後半、
妻夫木聡が演じる百鬼丸(ひゃっきまる)が
彼の産みの母と父親が誰なのかが判明した時に、
「この作品すげぇ!」と感動してしまいました。

それが判った時の私の心の衝動は、
今までの流れが最初のシーンと繋がった
“喜び”の感情だけでなく、
どろろへの優しさと父親への悔しみの葛藤のような
“歯痒さ”みたいな感情も生まれました。

原作者である手塚治虫の描いた世界に脱帽です。
物語の壮大さに脱帽するしかありませんでした。

作品を観終わった後に調べてみると
原作と違う設定が多々ある事が分かりましたが、
その重要な箇所に関してはほぼ同じだと思います。

「原作の形をもっと残したまま撮影したらどうなったのかなぁ?!」
と思うとちょっとだけ残念ですが、
この映画のオリジナル設定でも私は充分楽しめました。

いつか機会があれば、原作を読破したいですね。

尚、Wikipediaによると、
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげるに対して、
“「あなたの絵は雑で汚いだけだ」
「あなたの漫画くらいのことは僕はいつでも描けるんですよ」”
と言い放って『どろろ』を発表したらしいので、
彼らの相違点も確認してみたいです。

参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/手塚治虫




■配役: ★★★★☆(4点/5点)

(※敬称略)

なぜ妻夫木聡と柴咲コウのコンビを起用したのでしょうか?

さらに、瑛太、Mr.Childrenをも揃えて、
顔ぶれの観点だけから判断すると、
まるでTVドラマ『オレンジデイズ』の再現のようでした。

また、なぜ百鬼丸、どろろを
20歳前後の妻夫木聡と柴咲コウで演じさせたのでしょうか?

Wikipediaによると、
“原作では百鬼丸は14歳ぐらいだが、
映画版では20歳前後。
どろろも原作では小学生くらいの子供だが、
映画版では百鬼丸とほぼ同年代と思われる。”
と書かれています。

私生活でも付き合っているとの噂のお二人の話題性に
塩田明彦監督が着目したのかな?!

起用の理由が何にせよ、
原作を知らないので
違和感を感じる事も無く映画の作品を観ました。


妻夫木聡は、クールでカッコ良かったです。

ワイヤーアクションによる演技も
『グリーン・デスティニー(原題: 臥虎蔵龍)』(2000)
の時のような不自然さが無く、
カッコ良さが増していたと感じました。


柴咲コウは、明るいシーンでは笑わせてくれたり、
泣くシーンでは何か伝わってくるものがあり、
ファンではないのですが凄く魅了されました。

気が付けば、
『GO』(2001)以来、
『黄泉がえり』(2003)、
『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)、
『県庁の星』(2006)、
『嫌われ松子の一生』(2006)
『日本沈没』(2006)など、
彼女が出演している映画をよく観ていますねw

TVドラマでも、
『GOOD LUCK!!』(2003)以来、
『恋愛偏差値』(2002)、
『Dr.コトー診療所』(2003)、
『オレンジデイズ』(2004)、
現在放送されている『ガリレオ』(2007)など、
偶然なのか必然なのか本当によく観ているし、
もしかしたら気付いていないだけで
私は彼女のファンなのかも知れませんw


話を『どろろ』に戻し、
醍醐景光(だいごかげみつ)を演じた中井貴一の
闘う時の姿勢、顔の表情が非常にカッコ良かったです!

多宝丸(たほうまる)を演じた瑛太も凛々しく、
鯖目の奥方を演じた土屋アンナの演技も光っていました。

少し残念なのは、
劇団ひとり、寺門ジモンが出てきた時でした。

違和感を感じたのは、
芸人が役者になって映画に出演している事に関して
「いいぜメーン」と言えない、私の個人的な理由です。

参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/どろろ_(映画)



■演出: ★★★★☆(4点/5点)

原作の核心部分は残しつつも、
現代風にアレンジした時代設定にし
オリジナルの味を出した事に関して、
賛否両論があるかとは思います。

しかし、百鬼丸の手足などを
木や陶器などではなく“エレキテル”で作った
という設定において、私は嫌いではないです。

だからこそ、
まだ魔物から戻っていない“フェイクの”体に
“再生能力”が宿っている点においても
説得力があったように感じました。

また、原作では既に名前は決まっていたみたいですが、
2人の名前の呼び方を付けるシーンにおいても
面白みのあるオリジナルだと感じました。

*「よーよーよー、
  あなたのお名前なんてーの(何て言うの)?」
  と尋ねる時のどろろの仕草、
*「どろろ」の意味が「化け物小僧」という意味だと
  百鬼丸から知らされても、
  「天下の大泥棒どろろ様、この名前、返しやしねーよ!」
  と主張するどろろの笑顔など、
この作品の中でのオリジナルの“どろろ”には
可愛らしさと面白みがあったと感じました。

さらに、
日本ではなく、モンゴルでもなく、
ニュージーランドで撮影した事も、
広大で迫力のある風景を観る事が出来て
気分が良かったです。

無駄なモノを映さず必要な情報だけを映す“フレーム”、
闘いのシーンでの“モンタージュ”、
“アングル”、“クローズアップ”に関しても、好きでした。

残念だったのは、一番最後の海のシーン。
海がもっともっと広く見えるように
カメラをもっともっと引いて欲しかったなぁと感じました。




■映像: ★★★★★(5点/5点)

『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)にも
CGによる沢山の妖怪が出現しますが、
私には比較する事が出来ません。

なぜなら、
『ゲゲゲの鬼太郎』の原作は知っているけれど、
『どろろ』の原作は知らないので
似ているのか似ていないのか
さっぱり分からないからです。

ただ、この映画のVFXに関して言えば、
妖怪たちのダイナミックかつスピーディーな動きが
非常に良かったと感じました!

赤い血がゆっくりと消えていくシーン、
傷を再生させていくシーン、
闘いの場となったニュージーランドの風景、
光の影のバランスや色も好きでした。



■音楽: ★★★★★(5点/5点)

Mr.Childrenの『フェイク』は
この『どろろ』の作品の為に書き下ろした曲で、
エンドロールで流れてきた時に
歌詞の意味を噛み締めながら聴いていました。

歌詞は聞き飽きるほど聴いて覚えているのでw

そして、1番のAメロの1行目が
なんとなく百鬼丸の事を言っている気がしました。

育ての父親である寿海(じゅかい)によって
手足を補ってもらった百鬼丸を歌っているように感じました。

また、間奏の部分の歌詞も、
本物の自分の目や耳や口を持たず、
目も見えず、耳からも聞こえず、話す事も出来ない、
百鬼丸の気持ちを代弁して歌ってるように感じました。

まさに、この『どろろ』に相応しい主題歌であったと思います。

参考:
歌詞:フェイク/歌手:Mr.Children(うたまっぷ歌詞無料検索)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A02014




■総合: ★★★★★(92点/100点)

(23点/25点)X4=(92点/100点)。
91点から100点の間なので★★★★★。

“個人的な評価の基準”は以下の通りです。
 ★★★★★=91点~100点(素晴らしい作品でした!)
 ★★★★☆=71点~90点 (良い作品でした!)
 ★★★☆☆=51点~70点 (まあまあでした。)
 ★★☆☆☆=31点~50点 (ちょっと不満。)
 ★☆☆☆☆=11点~30点 (退屈でした。)
 ☆☆☆☆☆=00点~10点 (かなり退屈でした。)

総合的に、私にとって『どろろ』(2007)は、
映画のオリジナル設定があるものの、
手塚治虫の原作を読んだかのような
錯覚を起こしてくれる素晴らしい作品でした。

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▼04: 印象に残ったセリフ
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

*「お前に何が分かるっ!」

*「よーよーよー、
  あなたのお名前なんてーの(何て言うの)?」

*「どろろってーのは、化け物小僧って意味だぞ。
  得体の知れない者をそう呼ぶんだ。」

*「天下の大泥棒どろろ様、この名前、返しやしねーよ!」

*「聞こえたか、俺の声?!」

*「どろろって叫んでみろよー!」

*「必死に生きて、何が悪い!」

*「あいつが憎しみを捨てるなら、俺も憎しみを捨てる。」

■引用は、この作品から。


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▼05: 映画日記: 『なぜ百鬼丸がタイトルでないのか?』
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)


主人公は“どろろ”なのか?
それとも“百鬼丸”なのか?

ストーリー的には百鬼丸だろう。
しかし、なぜタイトルは『どろろ』なのだろう?


Wikipediaには、
“「どろろ」というタイトルは
 手塚治虫の友達の子供がどろぼうのことを片言で
 “どろろう”といったことをヒントにした。”
とありますが、
それは語源のようなもので、
私が探しているのはもっと違うものでした。

引用: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%82%8D


次に、
ぐぐって(Googleで検索して)みると
手塚プロダクション局長の清水義裕氏の
こんなインタビューが引っ掛かりました。

“――百鬼丸が主人公なのに、
どうして 『どろろ』 というタイトルなのでしょうか。

清水■ 理由のひとつとして
時代背景が大きいのではないかと思います。
戦争でアメリカに負けて
日本が対米従属という路線を走り出した時、
「失ったものを取り返せ」 とか、
そういう気持ちがどこか作品の中にも、
世の中の風潮に合う形で現れたのではないかと思うんです。
…… 『どろろ』というタイトルの
意味するものは 「泥棒」 なんですね。 ”

そして、こう続きます。

“また、物語の軸は
「奪われた体を取り戻す」 という部分なんだけど、
『どろろ』の本当のテーマは、
「奪われなかった心」 なんじゃないかなと思うんです。
「取り戻そうと思っているもの (体)が、
本当に自分にとって大事なものなのかよーく考えて!
もっと大切なもの (心) があるんじゃない?」と、
手塚先生がそう問いかけているように僕には思えるんです。

だから、主人公は百鬼丸かもしれないけど、
テーマを考えてみると 『どろろ』 というタイトルは
間違ってないと思いますね。”

引用: http://www.sega.co.jp/archive/segavoice/040916/01.html


んー、なるほど!
納得すると同時に、こう思いました。
かなり奥が深いなぁw
さすが手塚治虫w


清水義裕氏の言葉を自分で勝手に整理すると、
『百鬼丸』ではなく『どろろ』というタイトルを使う事によって、
“どろろ→泥棒→失ったものを取り返せ”というように繋がり、
さらに“失ったものを取り返す”という事の裏には
“→奪われなかった心の大切さ”があるという
手塚治虫からの裏のメッセージ、という事になるだろうか。

確かに、そう言われればそんな気もしてきます。

まるで隠された暗号を解き明かす
『ダ・ヴィンチ・コード』みたいですが、
タイトルの意味を追求するだけでも
楽しくなってきます。




ここで少し、
主題歌でもあったMr.Childrenの『フェイク』の
1番のサビの意味が
なんだか少しだけ分かったような気になりました。

参考: 
歌詞:フェイク/歌手:Mr.Children(うたまっぷ歌詞無料検索)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A02014

自分勝手に言い換えてしまうと、
「向上心を持って挑んでいくぞ。
 例え体を失ったとしても心は残るのだ。
 失敗して自信を失っても、またその自信を取り戻すように頑張って、
 そんな風に頑張ってる自分が嫌いではないから、
 (他人からは嘘に見えようが、無意味に見えようが、)
 自己暗示を掛けるように俺はこの心を信じるのだ。」
となりましたw

清水義裕氏の言葉を
Mr.Childrenの『フェイク』の1番のサビの部分に
無理矢理押し込んで言い換えたとも言えなくも無いですが、
もしこのような解釈でも意味が通るという事になれば、
Mr.Childrenの『フェイク』の歌詞は『どろろ』のテーマにも関連し、
そして、この『どろろ』のタイトルの裏の意味をも
指摘していたのかも知れません。




と同時に、
そこまで深く考えて
手塚治虫氏が『どろろ』というタイトルを付けたのかさえ
疑いたくなってしまいますねw

単純に
「“どろろ”の方が短く、覚えやすく、語呂が良い」
という程度の事だったかも知れませんしw


ただ、作品の中で、
清水義裕氏によるタイトルの解釈を裏付けるかのような、
印象的なセリフがありました。

清水義裕氏が映画ではなく漫画について言及していたとしても、
「“タイトルの解釈”に関しては映画でも当てはまる」という意味で
そのセリフを取り上げてみます。

それは、どろろがどろろの名前を好んでいるという2つのシーンです。

一つは、百鬼丸が、
「どろろってーのは、化け物小僧って意味だぞ。
 得体の知れない者をそう呼ぶんだ。」
と教えたにも拘らず、
どろろは、
「天下の大泥棒どろろ様、この名前、返しやしねーよ!」
と、その名前を喜んでいるシーン。

そして、もう一つ、
百鬼丸が声を奪った妖怪を倒した後に声を取り戻し、
「聞こえたか、俺の声?!」と叫ぶと、
どろろは、
「どろろって叫んでみろよー!」と誘い、
一緒になって
「どろろおおおおお!
 どろろおおおおおおお!
 どろろおおおおおおおおお!」と連呼し、
声の復活を喜ぶシーン。

そのシーンは、
百鬼丸を演じる妻夫木聡と
どろろを演じる柴咲コウが、、
どしゃぶりの中の水溜まりに横になりながらも
天に向かって大喜びをしているシーンで、
観ている私も嬉しくなりました。


声というのは、
やはり“内面から出てくる心”なのだと思うのです。

心を伝える事の出来る声を取り戻した時、
声を発する事が出来る事を喜び、
そして「心が残っていて良かった」と
心の大切さを実感したのかも知れません。


心が無ければ外見は無表情になりますが、
心が内面にあるからこそ外面にも出てきます。

よく怒る人には眉間にシワが出来、
よく笑う人には笑いジワが出来ます。


手塚治虫は、
『どろろ』というタイトルを通して、
そして百鬼丸という不運なキャラクターを通して、
「内面にある心こそが大事なんだ」という事を
メッセージとして伝えているように思えてきました。

そのようなメッセージを
常に持ち続けていた手塚治虫だったからこそ、
自身の内面にある心を
白い紙に生み落とし、
沢山のキャラクターを生み出してくれたのかも知れませんね。


なぜ『どろろ』のタイトルが『百鬼丸』ではなく
『どろろ』であるのかを考えただけでも、
ワクワクさせてくれる奥の深い作品でした。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼06: 今日は何位かな?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





◆百聞は一“観”に如かず。
(=100回聞くより、1回観る方がよく分かる。)

◆最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

Copyright (c) 2007 映画ブログ『ポップコーンを食べながら』 All rights reserved.

オリジナル曲『Merry Merry Christmas Night』 & 『あけおめことよろ』 

■こーん。
映画ブログ『ポップコーンを食べながら』管理人の
「ぽっぷ」ことポップコーン太郎です。

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▼00: INDEX
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 ■01: オリジナル曲『Merry Merry Christmas Night』(2007)
 ■02: オリジナル曲『あけおめことよろ』(2007)
 ■03: 今日は何位かな?

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▼01: オリジナル曲『Merry Merry Christmas Night』(2007)
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■12月だ! もうすぐクリスマスだ!

2007年11月に作詞・作曲したオリジナル曲の
『Merry Merry Christmas Night』を
YouTubeにアップロードしました。

ギターが下手過ぎですが、
聴いてもらえると嬉しいです。



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▼02: オリジナル曲『あけおめことよろ』(2007)
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■クリスマスが終わったらすぐ新年だ!

2007年11月に作詞・作曲したオリジナル曲の
『あけおめことよろ』を
YouTubeにアップロードしました。

ギターが下手過ぎですが、
聴いてもらえると嬉しいです。



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▼03: 今日は何位かな?
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◆最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

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『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)★★★★☆(72点/100点) 

■こーん。
映画ブログ『ポップコーンを食べながら』管理人の
「ぽっぷ」ことポップコーン太郎です。

『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)をDVDで鑑賞しました。
映画館での大きな画面による迫力は無いものの、
日本語字幕付きで一度観終わった後、
“コメンタリー”で二度目の鑑賞や
インタビューなどの特典映像を楽しみました。

この作品を通して、
“信頼とは何か?”について考えさせられました。

続きは、“映画日記”にて。

(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

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▼00: INDEX
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 ■01: 映画『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)の紹介
 ■02: ぽっぷの個人的な感想・評価
 ■03: 印象に残ったセリフ
 ■04: 映画日記: 『信頼と約束と鬼太郎』
 ■05: 今日は何位かな?

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▼01: 映画『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)の紹介
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■公式サイト: http://gegege.jp/


■ぽっぷの内容説明:

妖怪石(ようかいいし)を追う狐の妖怪たちと、
それを隠し持つ健太君を擁護する鬼太郎たちの話。


■あらすじ: 

“妖怪世界で父親の目玉おやじや妖怪仲間たちに囲まれて暮らす鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。助けを求めたのは小学生の三浦健太。健太が暮らしている団地では、テーマパーク建設のための工事が始まって以来、不気味な妖怪たちが出現し、住民を恐怖と混乱に陥れているというのだ。”(シネマトゥデイ)

引用: http://cinematoday.jp/movie/T0005093


■キャスト:

 *鬼太郎: ウエンツ瑛士
 *三浦実花: 井上真央
 *猫娘: 田中麗奈
 *ねずみ男: 大泉洋
 *子泣き爺: 間寛平
 *砂かけ婆: 室井滋
 *三浦晴彦: 利重剛
 *三浦健太: 内田流果
 *天狐: 小雪
 *空狐: 橋本さとし
 *ろくろ首: YOU
 *輪入道: 西田敏行
 *食堂店長: 竹中直人
 *貧乏神: 藤井隆
 *釣瓶火: 軽部真一
 *一反木綿: 柳沢慎吾(声の出演)
 *ぬりかべ: 伊集院光(声の出演)
 *見上げ入道: 石原良純(声の出演)
 *傘化け: デーブ・スペクター(声の出演)
 *ぬっぺふほふ: きたろう(声の出演)
 *化け草履: 立川志の輔(声の出演)
 *べとべとさん: 石井一久(声の出演)
 *目玉おやじ: 田の中勇(声の出演)
 *大天狗裁判長: 中村獅童(特別出演)
 *モノワスレ: 谷啓(特別出演)


■スタッフ:

 *監督: 本木克英
 *脚本: 羽原大介
 *原作: 水木しげる
 *製作者: 松本輝起・亀山千広
 *エグゼクティブプロデューサー: 榎望
 *CG: セントロ・デジタル・ピクチャーズ
 *音楽: 中野雄太・TUCKER
 *主題歌オープニング: 『ゲゲゲの鬼太郎』小池徹平
 *主題歌エンディング: 『Awaking Emotion 8/5』ウエンツ瑛士
 *配給: 松竹
 *公開: 2007年4月28日
 *上映時間: 103分
 *製作国: 日本
 *言語: 日本語

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▼02: ぽっぷの個人的な感想・評価
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

■物語: ★★★☆☆(3点/5点)

漫画を読んだりアニメを観ていた時は、
鬼太郎・猫娘・一反木綿・塗り壁の活躍や
その他の妖怪(または半妖怪)の登場に
ワクワクドキドキしていた事を思い出します。

この映画の作品にも楽しいシーンが沢山ありました。

Wikipediaによると、“ストーリーは、
原作「天狐」「妖怪大裁判」の2エピソードをベースにしつつ、
人間の少女と鬼太郎の淡い恋路などの要素を織り交ぜた
オリジナルストーリーとなっている。”との事で、
 *ねずみ男の裏切り証言のシーンや、
 *目玉おやじが高温の湯の中に落とされたシーン、
 *「なんだ、あれは?」という子泣き爺に対して
  「どうした、それは」と輪入道が言い返すシーン、
 *狐の妖怪たちがEXILE風に回転していたシーン
 *練習したんだろうけど下手さが残って
  可愛らしい猫娘と鬼太郎のダンス
などには思わず笑ってしまいました。

けれど、個人的に、演技が少し引っかかって、
退屈する場面や苦笑してしまう場面もありました。
全部が全部では無いのですが、
鬼太郎と子役の健太君のセリフのトーンで
気になる点が何箇所かありました。

また、恋愛の展開がベタ過ぎかなと思いました。
特に、黄泉の国へ向かう蒸気機関車の中で、
オーロラが現れて、携帯電話で写メって、
蒸気機関車が揺れて抱きついて「きゃっ!」ってw


参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲゲゲの鬼太郎_(実写映画)


■配役: ★★★★★(5点/5点)

ナイスなキャスティングだったと思います。
漫画を実写化して映画にする事を
肯定的には捉えていない面があるのですが、
この作品でのキャステングは良かったと思います。

さらに、豪華というか、
沢山の有名人が出演してて楽しめました。

ウエンツの鬼太郎に違和感はあまり無く、
当初の予定だった堂本剛の鬼太郎でなくて
正解だったかも知れません。

ちょっと演技が堅いなぁと感じる部分もありましたが、
かっこいいし、ノリに乗ってるなぁと感じました。

大泉洋のねずみ男はハマリ役でしょう。
非常に楽しいキャラでした。

また、間寛平の子泣き爺や
室井滋の砂かけ婆もハマリ役で、
漫画やアニメのキャラそのまんまの気がしました。

猫娘はアニメのキャラ以上の良さだったかも知れません。
“なっちゃん”のファンって訳ではないのですが、
真っ赤なワンピースと黄色の大きな耳が
田中麗奈に本当によく似合っていたと思います!

一箇所、 CGで作られた怒った時の表情だけは
本当に気持ち悪い顔で怖かったですw

ちなみに、一瞬「松たかこに似てるなぁ」とも思いました。
一直線に整った前髪のせいかな?
それとも、ちょっとねじれている口元のせいかな?
別にファンではありませんがw

女子高校生役の井上真央は、
顔の表情だけで心情が伝わってくる程の
演技が出来てて上手だなぁと思いました。

その他、主要キャスト以外で
YOU、西田敏行、小雪、中村獅童、谷啓などが出演し、
どの妖怪も個性的で楽しかったです。
(※敬称略)


■演出: ★★★★☆(4点/5点)

本木監督と軽部フジテレビアナウンサーによる
“コメンタリー”を聞きながら再鑑賞して初めて、
「細かい箇所まで頑張ったんだなぁ」と感じました。

特に、
*蒸気機関車の中での格闘シーンに“揺れ”を加えた事、
*墓の下での裁判所の空間を広く見せた事
の2点に関して、凝ってるなぁと感じました。

ただ、ねずみ男が妖怪石を盗む際に
柵をかじるだけのシーンで表現した事が
少し分りにくかったなぁと感じました。

「妖怪石を手に取るまでのシーンの方が
良かったのでは?!」と個人的に思いました。


■映像: ★★★★★(5点/5点)

CGがとにかく「凄い」の一言。

特に、CGで作られた目玉おやじの動きは凄い。
きめ細かな描写にただただ感心しました。
愛嬌のある可愛いらしい目玉おやじでした。

鬼太郎の必殺技のひとつ“毛針”の描写も凄かった。
一反木綿に乗って空を飛ぶシーンも良かったです。
裁判所での沢山のカラスにも驚きました。


■音楽: ★☆☆☆☆(1点/5点)

オープニングを歌っていたのが
小池徹平だとは気付きませんでした。
アニメでのお馴染みの曲だったので
何も考える事なく普通に聴いてしまいました。

黄泉の国へ向かう途中に曲が流れましたが、
最後まで流れる事なく途中で切れた事を
残念に思いました。

ウエンツがエンディングを歌う事は良いと思うのですが、
『Awaking Emotion 8/5』という曲が
この映画に最適だったのかどうか少し疑問を感じました。


■総合: ★★★★☆(72点/100点)

(18点/25点)X4=(72点/100点)。
71点から90点の間なので★★★★☆。

総合的に、『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)は、
目玉おやじを始めとする素晴らしいCGと
豪華キャストの意外な登場を楽しめる作品だと思いました。



“個人的な評価の基準”は以下の通りです。
 ★★★★★=91点~100点(かなりオススメ!)
 ★★★★☆=71点~90点 (オススメ!)
 ★★★☆☆=51点~70点 (観て損は無い!?)
 ★★☆☆☆=31点~50点 (観ない方が良いかも?)
 ★☆☆☆☆=11点~30点 (オススメしません)
 ☆☆☆☆☆=00点~10点 (絶対にオススメしません)

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▼03: 印象に残ったセリフ
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)

 *「隠しておきなさい。これは男と男の約束だ。」

 *「悪く思うなよ、鬼太郎。
   正直者がバカを見るってのは
   人間も妖怪も同じ事だ。」

 *「当たり前じゃん。鬼太郎だから頼んでるんじゃん。」

 *「ただし条件があります。
   これは人間と仲の良い鬼太郎だからお願いするのですが……。」

 *「そうだな。その(キャッチボール)約束だけは守らなきゃな。」

■引用はこの作品から。



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▼04: 映画日記: 『信頼と約束と鬼太郎』
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(※ネタバレを含みます!
まだご覧になられていない方は注意しながらお読み下さい。)


信頼とは何だろう?
約束とは何だろう?

映画『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)を観終わった後、
“信頼と約束”について考えさせられました。

ただ単純に
鬼太郎たちの活躍を楽しむと同時に、
作品の奥底に
“信頼と約束”というテーマが
一貫としてあったように感じました。


信頼が有るからこそ何かをお願いする
という事は少ないないと思います。

例えば、
ひょんな事から質屋で妖怪石を
盗んでしまった健太君のお父さんが逮捕直前、
息子に妖怪石を託す場面。

「隠しておきなさい。これは男と男の約束だ。」というお父さんと、
その約束を最後の最後まで頑なに守る健太君。

親子関係という堅い絆も
理由の一つとしてあると思いますが、
“信頼出来る人”だからこそお願いしたのだろうと思いますし、
約束を最後まで守り通した健太君は立派だなぁと感心しました。


主人公の鬼太郎は、当然のごとく、
模範的な信頼の厚い人物(半妖怪)として描かれていました。

輪入道からお願いされたり、
天狐様からもお願いされたりと、
敵味方関係無く信頼され、約束もちゃんと守っていました。

まさに“信頼出来る人”であり、
友達関係においてもビジネス関係においても、
こういう人に出会いたいし、自分もそうでありたいですね。


対照的に、
残念ではありますが、信頼出来ない人も居ます。

約束を守る事が出来ない人、
口から誤魔化せを言う人、
よく裏切る人、などです。

この作品で言えば、ねずみ男でしょうか?

本来なら、そういう人にはお願いをしたくないです。
しかし、裏切られるまで判らない事が多いので
詐欺などが発生するのかもしれません。

「正直者がバカを見るってのは人間も妖怪も同じ事だ。」
と言うねずみ男の言葉には腹が立ちますが、
あながち間違いでもないという点に関して
失望するしかないのでしょうか?!

実際、作品の中ではありますが、
ねずみ男は何の罰を受ける事もなく
要領良く暮らしているような気がしました。


映画『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)は、
二次元の漫画の世界を
CGによって三次元化する事に成功しただけではなく、
目に見えない妖怪の世界を通して
目に見えない“信頼”や“約束”をも
映し出した作品だったように思います。


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▼05: 今日は何位かな?
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◆最後まで読んで下さり、誠にありがとうございました。

Copyright (c) 2007 映画ブログ『ポップコーンを食べながら』 All rights reserved.
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